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店長のひとりごと
Vol.18 2006.6.5  



  以前、VOL.9でご紹介しましたが、私の地元・飯塚の本町商店街では、
 有志による「一店逸品運動」というものを行っています。これは、何か一
 つの商品またはサービスに絞って、お客様にアピールしていこうというも
 ので、バーゲン情報ではない共同チラシを年に3回配布しているものです。

  前回の3月で10回目を数え、参加店舗数も定着してきたところです。今
 年の初めにあるコンサルタントの先生による商店主向けのセミナーがあり
 ました。

  各地の商店街を指導されているだけに、内容も「対大型店」という切り口
 で、とても分かりやすく素晴らしいものでした。今までの商店主向けのコン
 サルとは明らかに違っていたのです。

  その話の中で、「商品を一つに絞って力を入れるのではなく、ファッション
 ものなら、お客様に対して、頭から足の先までコーディネイト出来るような
 店を目指しなさい」と言われていました。

  確かにそれもよく分かるのですが、最初の取り掛かりとしては難しく、「一
 店逸品」のようにまずは一つの分野で力を付けて、次にまた別のアイテム
 で・・・と順序立ててやるほうが確実だと考える私は、その部分が気になっ
 たので、その先生のHPを拝見したのです。

  やはり、「一店逸品」については痛烈に批判されていました。逸品に思い
 入れがある私は早速、正直に感じたことをメールしたのです。先生からの
 返事は、逸品について詳しく書いたページがあるので、それを見てほしい
 とのことでした。

  要約すると、

 ・「一店逸品」については、他の商店街でもなかなか結果が出ないという
  ジレンマに陥っている

 ・取り組みやすいということで、「一店逸品」でもやるか、という安易な取り
  組みを始めようとしているところもある

 ・一つの商品に限って打ち出すよりは、トータルで提案したほうが取り組み
  やすいし、効果的である

  という内容でした。

   私が勉強してきたこととは相反するものだと思いながらも、指摘される
  通り、結果が伴わずにジレンマに陥っているのは事実です。私の周りの
  人達で、逸品を否定される人はいないので、最初は面食らって反感を覚
  えましたが、これはじっくり考えてみるいい機会だと思うようにしました。

   本来の目的は、逸品運動を広げることではなくて、個店が繁盛するよう
  になることです。その結果、商店街が活性化するのが最終目的なので、
  手段は逸品に限らないという考えです。

   これに代わるものがあれば、すぐにでも取り組む気持ちは、有志のメン
  バーも同じだと思っています。とにかく、現状に常に疑問を持ちつつ、試
  行錯誤しながら、やって行きたいと思います。新たな展開がありましたら
  またご報告します。

                   

 
 最後までお読み下さいまして、有難うございました。
皆様のご意見をお聞かせ頂きましたら、こんなに嬉しいことはございません。

 

 



なわた履物店 縄田真照
〒820−0042 福岡県飯塚市本町11−25
TEL 0948−22−0684
FAX 0948−22−0970
E−MAIL:sinsikutu@daishoukututen.com

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