Vol.7 2004.1.19
昨年の11月下旬から7日間、私の地元福岡県飯塚市の6商店街が結集して行う「永昌会(えいしょうかい)」
という年に一度のセールがありました。永昌会の歴史は長く、120周年を迎えたのです。それに7月の水害も あって、行政から補助金も出してもらい、例年にない大規模なものとなりました。
抽選会では海外旅行や国内旅行、DVDレコーダーや液晶テレビなど豪華賞品が当たったり、TVCMを流し
たり、チラシを今までの2倍以上の枚数を新聞折込したりと内容は盛り沢山でした。それに例年の如く、各店で はまだ11月末というのに割引セールをするので、商店街の行事では「唯一売りにつながる」ものなのです。
昨年は賞金、賞品の豊富さや宣伝効果もあって人出が多く、かなり盛り上がったと思います。私の店も前年
より売り上げはかなり良い方でした。DMの枚数を増やしたり、商品在庫も積んだりと経費もかけましたけど。
それから、永昌会が終わって各店にアンケートを行いました。成果や改善方法などを聞くためです。全商店街
の集計はまだ出ていませんが、私のいる商店街の結果を見てみると、「人通りは昨年より多かった」としている のに「売り上げは20%〜30%落ちた」とか書いている店舗がかなりありました。
業種によっては安売りなどのセールが出来ない場合もありますが、シーズン物を扱っているお店なら幾らでも
やり方はあるはずです。毎年、セールの内容が同じようなものなら、年々ジリ貧になっていくのは明らかです。
こういう私も実行委員の一人だったからこそ「下手なセールは出来ない」とあれこれ考えました。結局はさほど
新しいことはしていないのですが、少しずつでも変えていかないとお客様から飽きられますよね。
「人通りは多かったが売り上げは悪かった」なんて商売人にとっては恥ずかしいことです。私も経験があるの
で良く分かります。そういう時は例年通りやって、何も工夫をしていない時でした。
実行委員のメンバーが一番心配していた、個店の意識の温度差が数字となって表れる結果となりそうです。
商店街の3割近い店が繁盛店になると、商店街全体が活気ある街に見えるというのがありますので、マイナス 部分をあまり気にしないで、繁盛店になるには・・・ということを考えていた方が正しいエネルギーの使い方だと 思います。
最後までお読み下さいまして、有難うございました。
皆様のご意見をお聞かせ頂きましたら、こんなに嬉しいことはございません。
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